上の画像は、このサイトのデータを収めたフォルダのものです(2004.11.29現在)。
Windows98以降は、「各フォルダの表示設定を保存する」設定にすれば、フォルダ毎にアイコンを好きに配置できるようになりました。
で、僕は上のようにアイコンを配置しているわけですが、この設定、時々失われます。
というわけで、一々並べ直すのが面倒で作ったのが、このユーティリティソフトです。
ところでこのSaveFolderView、アイコン配置を復元する時に、少々余計な操作が必要になります。何とかしたかったのですが、いい方法が見つかりませんでした。
【OS】 | Windows 2000 / Me / 98 WindowsXP(制約あり) |
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【MDAC】 |
内部的にデータベースを使っているので、MDAC 2.5以上が必要になります。 Windows2000/XPでは、最初から入っているので、特にインストールする必要はありません。 以下のページに、MDACのリリース履歴があります。 http://support.microsoft.com/kb/231943/ja Windows98の場合、MDACのインストールにDCOMが必要になる可能性があります。 DCOM98は、 http://www.microsoft.com/japan/com/dcom/dcom98/dcom13.aspx からダウンロードできます。 |
【開発環境】 |
SaveFolderViewは、Visual Basic 6.0を使って開発されました。 |
アイコン配置を保存することが目的なので、フォルダオプションで「各フォルダの表示設定を保存する」にしておく必要があります。
/sfv1.20.1.zip
setup.exe
を実行すれば、インストーラが起動し、インストールされます。
この時、既にSaveFolderView(現バージョンあるいは旧バージョン)がインストールされていると、コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」に、項目が一つ余計に加わります。
大した害はありませんが、一応、既にインストールされているものをアンインストールしてから、インストールした方がいいでしょう。
インストーラは関連付けをしてくれないので、必要なら拡張子sfviewのファイルとSaveFolderViewを手作業で関連付けします。
sfviewファイル用のアイコンを SaveFolderView.exe
中に用意しているので、よかったら使って下さい。
コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」からアンインストールします。
ドキュメントファイルのデフォルトの拡張子は .sfview
としています。
一度に開けるsfviewファイルは一つだけです。
新規作成、開く、上書き保存、名前を付けて保存、閉じる、といった各メニューの意味は、一般的なアプリケーションと同様です。
起動した時の状態は、上のようになっています。この状態から、使い方を見ていきます。
アイコン配置の読み取りには、ツールバー部分の左から4つ目の[アイコン配置読み取り]ボタンを使います。
まずこのボタンを、マウスの左ボタンで押します。そして、押したままデスクトップへドラッグし、放します。
これで、デスクトップのアイコン配置が読み取れ、ウィンドウの上半分の「フォルダビュー項目」に項目が1つ、下半分の「アイコン項目」にアイコンの一覧が表示されます。
続いて、適当なフォルダを開き、そのフォルダの表示スタイルを、[表示]メニューから「大きいアイコン」か「小さいアイコン」にします。
そして、デスクトップの時と同じように、[アイコン配置読み取り]ボタンをフォルダの中へドラッグします。
これで、そのフォルダのアイコン配置が読み取られます。
ここで、もう一度デスクトップかフォルダを読み取ってみましょう。
フォルダビュー項目は項目名で区別されるので、重複する場合は末尾に1~99の数字が付加されます。
続いて、若干問題なのが、フォルダのアイコン配置の復元です。
手順を示します。
フォルダビュー項目の削除は、上の画像のように、行の左端の「レコードセレクタ」をクリックして行全体を選択し、ツールバーの中央付近の[フォルダビュー項目削除]ボタンで削除します。
シフトJISで表現できない項目名は、代わりになる文字か、?等に置き換えられます。
通常は、文字が置き換わっても正常に動作しますが、置き換わった結果重複してしまう項目名がある場合、動作しません。
'
(アポストロフィ/シングルクォーテーションマーク)'
を含むアイコン名は、 \c
とエスケープされます。
WindowsXPでは「小さいアイコン」スタイルはなくなっています。
表示スタイルで「アイコン」を選択した場合、「大きいアイコン」相当になります。
また、WindowsXP上では、表示スタイルを取得できていません。
そのため、どの表示スタイルを選択している場合でも、「大きいアイコン」と見なされて、アイコン配置を読み取れてしまいます。
しかし、実際に配置を復元できるのは「アイコン」スタイルのみです。
フォルダウィンドウのメニュー [表示]-[アイコンの整列]-[アイコンの自動整列]にチェックが入っていると、アイコンを自由に配置できません。
一般には、「アイコンを自由に配置したい」という人は少ないのかもしれません。
でも、こういうデータの管理方法も有効だと、思っています。
sfv-src1.20.1.zip