ここでは、各種ゲームソフトの研究を行い、できれば、その結果を元に新たなゲームの開発を試みます。
文中、画面イメージを使用しますが、著作権法で認められた「引用」の範囲となるよう注意しています。この場合、©表示がなくても、著作権は一般に各ソフトの製作者に属します。
また、いわゆる「ネタバレ」もありますので、まだプレイしたことのない場合は注意してください。
基本データとして、各ソフト毎に次のデータを示します。
タイトル | 各ゲームソフトの名称 | |
---|---|---|
プラットフォーム | X680x0 | Windows | MSX | PC-9801 | |
メーカー | ソフトハウス、雑誌編集部等 | |
発表年 | 発売・発表された年 | |
移植元 | タイトル | オリジナルのタイトル |
プラットフォーム | オリジナルのプラットフォーム | |
メーカー | オリジナルのメーカー | |
発表年 | オリジナルが発売・発表された年 | |
入手方法 | パッケージ | TAKERU | 中古 | ダウンロード | 個人間取引 自身が入手した方法 |
|
現在の入手方法 | EGG | フリーダウンロード | ダウンロード販売 現在安定して入手できる方法 |
1987年に発表された16ビットPC。画像は、ソフトバンクの機種別専門誌Oh!X 1990年5月号掲載のSHARPの広告より取り込み。
SHARPが主要なソフトウェアを公開しているので、それらとエミュレータを入手すれば、新たにX68を使ってみることも可能。
ミシンで有名な「ブラザー工業」によるソフトウェアの自動販売機。画像は、マイコンBASICマガジン1993年7月号別冊付録「SUPER SOFT HOT INFORMATION」より取り込み。
主に、発売から時間のたったソフトが安くなって売られていました。
他にも、オリジナルソフトや同人ソフトといったものもラインナップに並んでいました。
購入手順は次のような感じ。
- 中央部分のタッチパネルのメニューから買いたいソフトを選び、お金を入れる。
因みに、画像では見にくいが、タッチパネルのちょっと上には会員カードリーダーがある。
お金を入れるところは、右上が小銭、その左下にお札、さらにその右下に釣り銭口。 - ディスク枚数分(5”か3.5”のFD)、次の操作を繰り返す。
- ディスクが1枚出てくる。
左の横線に見える部分から。 - TAKERUのFDDにセットし、レバーを回してヘッドを下ろす(5インチの場合)。
左上に3つあるのがFDD。左のが3.5インチ、右の2つが5インチ。
5インチが2つあるのは、2D/2DD/2HDという複数の種類のディスクに対応するため。 - タッチパネルに触れると、ディスクに書き込みが行われる。
- 書き込みが終わったら、ディスクを取り出す。
- TAKERU内蔵のレーザープリンタからマニュアルとお買い上げ票、クーポン券、場合によっては詳しいマニュアルの請求券が印刷されて出てくる。
確か、中央のタッチパネルの下の黒線の部分が、レーザープリンタの出口だったはず。
また、ある時期までは、右の釣り銭口の下の横線部分からプラスチックのケースが出てきていました。
物によっては、詳しいマニュアルの請求券が付いていることがあります。
僕は実際、それを送って「シュバルツシルトII」のマニュアルを入手しました。
「A列車で行こうIII マップコンストラクション」のマニュアルも請求したのですが、在庫がないとのことで、コピーされたものが送られてきました。
在庫のいらないソフト販売として一時代を築いたのですが、何でもかんでもCD-ROMが使われるようになった頃、その役目を終えました。
じゃあ、今ならCD-Rでできるか、というと、ADSLが十分に普及した現在では、ダウンロード販売の方が安く上がるでしょうね。
なお、TAKERUでは新しいソフトを「通信」で取得し、それをHDDに蓄えていました(これは時期によるようです。詳細不明)。
このノウハウは、後にブラザー工業の「通信カラオケ」に生かされたそうです。
レトロPCゲームを配信するプロジェクトEGG 。
まだ実際に利用したことがないので、どういうものなのか詳しくは分かりません。
いずれ試してみるつもり。