「(仮称)十進BASIC」は、「JIS Full BASIC言語」を実装しています。
旧Microsoft系BASICよりはずっと洗練されていて、また数値が十進数で処理されるので、数学的な計算に向いています。
その入手方法とセットアップについて、簡単に書いておきます。
下記のHPからダウンロードします。
HP | http://hp.vector.co.jp/authors/VA008683/ |
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動作環境 | Windows各種、Linux(i386)、PC9801 |
自己解凍形式なので、実行してできたフォルダ(BASICw32
)を適当なフォルダ(C:\Program Files\
等)に入れるだけです。
SETUP.BAT
Windowsの場合、解凍先のフォルダにある「SETUP.BAT
」を実行すると、次のことが行われます。
この内、拡張子の関連付けでは、拡張子「.bas
」を関連付けようとします。
ここで、既に「.bas
」に他のアプリケーションが関連付けられていれば、「(仮称)十進BASIC」への関連付けに置き換えるかどうか尋ねてくるのですが、「.bas
」はMicrosoft Visual Basicでも使われるので、置き換えはお勧めしません。
手作業でファイルタイプを編集するのがよいかと思います。
フォルダオプションで、次のようなアクションを追加します。ただし、フォルダ名はインストールしたフォルダに合わせます。
"C:\Program Files\BASICw32\BASIC.EXE" /NR "%1"
"C:\Program Files\BASICw32\BASIC.EXE" /OR "%1"
何もオプションをつけないと、実行終了後すぐに閉じてしまうので、 /NR
あるいは /OR
をつけています。
これで、 ~.bas
ファイルを右クリック - [十進BASICで開く] 等とすれば、開けるようになります。
初期設定では、インデントの自動修正が為されるようになっているのですが、これは使いにくいので、無しにした方がいいでしょう。
(仮称)十進BASIC上のメニューから [オプション]-[自動修正(翻訳時)] とし、開いた自動修正ダイアログの [インデント(段付け)] 項目のチェックを外します。