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(仮称)十進BASICのセットアップ

Set up (tentatively named) Decimal BASIC
2006.10.28

「(仮称)十進BASIC」は、「JIS Full BASIC言語」を実装しています。

旧Microsoft系BASICよりはずっと洗練されていて、また数値が十進数で処理されるので、数学的な計算に向いています。

その入手方法とセットアップについて、簡単に書いておきます。

  1. ダウンロード
  2. インストール

1. ダウンロード

下記のHPからダウンロードします。

HP http://hp.vector.co.jp/authors/VA008683/
動作環境 Windows各種、Linux(i386)、PC9801

2. インストール

自己解凍形式なので、実行してできたフォルダ(BASICw32)を適当なフォルダ(C:\Program Files\等)に入れるだけです。

SETUP.BAT

Windowsの場合、解凍先のフォルダにある「SETUP.BAT」を実行すると、次のことが行われます。

  1. スタートメニューへの登録
  2. 拡張子の関連付け
  3. デスクトップにショートカットを作成
  4. 設定をレジストリに保存するようになる

この内、拡張子の関連付けでは、拡張子「.bas」を関連付けようとします。

ここで、既に「.bas」に他のアプリケーションが関連付けられていれば、「(仮称)十進BASIC」への関連付けに置き換えるかどうか尋ねてくるのですが、「.bas」はMicrosoft Visual Basicでも使われるので、置き換えはお勧めしません。

手作業でファイルタイプを編集するのがよいかと思います。

拡張子の関連付け

フォルダオプションで、次のようなアクションを追加します。ただし、フォルダ名はインストールしたフォルダに合わせます。

十進BASICで開く
"C:\Program Files\BASICw32\BASIC.EXE" /NR "%1"
十進BASICで実行する
"C:\Program Files\BASICw32\BASIC.EXE" /OR "%1"

何もオプションをつけないと、実行終了後すぐに閉じてしまうので、 /NR あるいは /OR をつけています。

これで、 ~.bas ファイルを右クリック - [十進BASICで開く] 等とすれば、開けるようになります。

インデントの自動修正

初期設定では、インデントの自動修正が為されるようになっているのですが、これは使いにくいので、無しにした方がいいでしょう。

(仮称)十進BASIC上のメニューから [オプション]-[自動修正(翻訳時)] とし、開いた自動修正ダイアログの [インデント(段付け)] 項目のチェックを外します。

参考文献
[1]. (仮称)十進BASIC README.TXT
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